百名山


横岳&縞枯山 令和元年11月2日

横岳 令和元年11月2日

縞枯山 令和元年11月2日

今日は北八ヶ岳です。蓼科高原の紅葉の坂道を登っていく。カラマツの紅葉はまだ見頃です。北八ヶ岳ロープウェイの駐車場に着く。往復の乗車券を買って、山頂駅まで行く。山頂駅の前は溶岩でできた坪庭です。異様な光景の坪庭を進んでいく。溶岩の登山道が歩きにくい。終わると今度は岩の登り坂。ここも登りにくい。三ッ岳の分岐に出る。会長が三ッ岳を回るのか聞いてきたので、危険箇所があるのと時間が無いので行きませんと答える。北横岳ヒュッテに着く。ここから最後の登りです。木々が途切れると展望が広がってきた。南八ヶ岳、北岳、木曽駒ヶ岳、御嶽山が見えた。南横岳に着く。360度の展望です。素晴らしい!目の間に蓼科山、その奥に乗鞍岳、穂高連峰が見える。眼下には紅葉の高原が広がっている。北横岳に向かう。途中今年初の霜柱を発見した。すぐに北横岳着く。更に蓼科山が大きくなって見える。会長が地図を出して山の確認をしている。集合写真を撮って横岳を後にする。北横岳ヒュッテでザックを置いて、七ツ池に行ってみることにした。池の紅葉はすでに落葉していた。ただ池に氷が張っていた。今年初の氷です。ヒュッテに戻り、縞枯山に向かう。坪庭まで下りる。坪庭を横切り木道まで下りる。木道は霜で真っ白になっている。滑らないように歩く。縞枯山荘の横を通り、分岐にでる。縞枯山に向かう。苔むした急坂を登る。ほぼ直登の登り坂。息も絶え絶えに登っていく。急坂で太ももが痛くなってきた。もうだめかと思った頃に、頂上に着く。ここからは眺望がないので、展望台に向かう。尾根道を歩く。御嶽山、北岳の山々を見ながら進む。縞枯の木々の間を進むと展望台に着く。大きな岩の塊が展望台です。展望台からは赤岳、阿弥陀岳、北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、木曽駒ヶ岳がよく見えた。戻って広い場所で昼食です。時間が無いので昼食も20分位で切り上げる。縞枯山からは急な下りが続く。滑りやすく、下りるに連れて岩が大きくなっていく。非常に下りにくい山です。分岐に出た。ここからは山頂駅まで木道です。山頂駅に着くが、展望台があるので、ロープウェイの出発まで眺望を楽しむことにした。喫茶店の奥に展望台がある。ここも最高の眺望です。御嶽山から穂高連峰にかけて雲が広がっているが、それでも最高の展望の広がりです。台風19号の時に来なくて良かった。今日は天候に恵まれ最高の山行になりました。


晩秋の白山 令和元年10月20日

晩秋の白山 令和元年10月20日写真動画

今日は白山です。くもり空ですが決行です。10名の参加者になりました。市ノ瀬に行く途中、白山は雲の中です。晴れの期待はできないと思いながら、別当出合に着く。すでに多くの車が道路に駐車している。下の駐車場は満車状態。空いているスペースに強引に停める。支度を整え出発です。私の後ろに横道さんがいるはずなのに、振り返るといない。すぐ別当出合に着く。トイレを済ませる。人数を確認すると一人足りない。横道さんがいない。どうしたのかと大越さんと下村さんが駐車場に見に行く。伴藤さんが電話をするとすでに登山道に入っていた。私達がトイレに行っている間に私達が先に行ったと思い、追いつこうとしたらしい。今日も観光新道からです。観光新道から行くと必ずと言っていいほど足が吊る。その不安を抱えながら登っていく。紅葉も終わりに近づいているようだ。太陽の光がないので紅葉も冴えない。分岐まで登り振り返ると、外界は雲に覆われている。時折ガスが掛かり、見えなくなるが雨の心配はなさそうだ。殿ケ池避難小屋に着く。頂上方向は天気が良さそうだ。馬のたてがみ辺りに登山者が見える。時折一部青空も見える。殿ヶ池避難小屋を出発する。途中で小柏さんが足を吊る。その私も馬のたてがみで太ももに異変が走る。『痛い!』両太ももが吊ってしまった。薬を飲む。少し効いたが、痛くて登れない。更に違う薬を飲む。平らな場所ではOKだが、登りになると痛い。ようやく黒ボコ岩に着く。しばし休憩をとり、ゆっくり木道を進む。痛みは無い。室堂への登りになるとまた痛みが走る。ゆっくり登り、室堂に着いた。先に着いていた皆がリックを置いて、頂上に行った。私が室堂で止める事にした。昼食を取ることにする。昼食を終えると、小柏さんと下村さんが登ってきた。皆が頂上に行ったと伝えると、下村さんが走って頂上に向かう。何と足を吊って動けなかった小柏さんも頂上に向かった。一人皆の帰りを待っていた。風が冷たくじっとしていられない。体感温度的には5℃位に感じる。大越さんが先に戻ってきた。そして先に行った皆が下りてきた。何とその中に下村さんがいた。何という速さでしょうか。信じられません。皆が昼食を取る。足が痛いので横道さんと先に下りる。ゆっくり下っていく。休憩無しで甚之助小屋に着く。小屋で2~3分休憩を取って出発した。別当覗の下ったところで、小柏さんと小柏さんを室堂で待っていた下村さんと津田さんが追いついてきた。なんて早いのでしょうか。小柏さんに他の人はどうしたのかと聞くと会っていないと言う。甚之助避難小屋で休憩を取っている間に追い抜かれたのかと思ったら、伴藤さん達が甚之助避難小屋で休憩をしている間に追い抜いたらしい。中飯場に着く。小柏さん達は休憩、私と横道さんは先に下りる。ここからはブナの紅葉のトンネルです。紅葉も終わりに近づいて来ている。天気も雲空なので如何にも晩秋の気配がする。もうすぐ冬だな~。


令和元年6月1日 白山

令和元年6月1日 白山 写真動画

久しぶりの登山です。観光ばかりしていたので体力の低下が心配だ。6時前に別当出合の駐車場に着く。大型車の駐車場しか空いていないのでその場所に停める。今日は観光新道からです。室堂まで4kmの分岐手前で別山がよく見える場所に着く。チブリ小屋が見えるかどうかの議論になった。伴藤さんが赤い屋根が見えると言うが誰も見えないと言う。目を凝らしてよく見るとなんとなく赤い物が見える。少し場所を変えて見直すと完全に小屋が見えた。殿ヶ池小屋手前の雪渓で道に迷う。会長が喋りながら登っていくのでどうも道を間違えたらしい。藪こぎをしながら登山道に戻る。馬のたてがみを登り終えると雪渓のトラバースになる。つぼ足のため踏ん張るところもある。黒ボコ岩手前の雪渓で踏ん張った瞬間足が吊った。痛みをこらえながら何とか黒ボコ岩に着く。薬を飲む。しばらく休憩を取る。痛みが和らいだので、室堂を目指す。弥陀ヶ原を過ぎ室堂への登りの途中、また足が吊った。足がもう登るなと言っているようだ。ようやく室堂に着く。メンバーの4人はお池を見たいと言うので4人で出発した。残りの私を含め3人は室堂で引き返すことにした。足が痛いのでゆっくりと下り、黒ボコ岩、南竜分岐、甚之助小屋と十分休憩を取りながら下りる。砂防新道の方が雪が多い。でもツボ足で十分です。
先に駐車場に着き、後続を待った。30分遅れて着く。何と室堂から池に向かう雪渓でアイゼンを拾って持ち帰ってきた。途中アイゼンを落とした方を尋ねながら下りてきたとのこと。
結果翌日持ち主は判明した。しかしながら私の体力は確実に落ちていた。何とかせね


立山三山縦走 平成30年9月2日

立山三山縦走 平成30年9月2日写真動画

朝4時に福井を出発。6時前に館山駅に着く。6時発のケーブルには乗れないとしても次のケーブルには乗れると思った。ケーブルの切符売り場には大勢の列ができていた。でも切符売場が開いていない。調べると6時は8月までだった。9月は7時からだった。7時10分発の臨時便に乗る。7分で美女平に着く。すぐに高原バスに乗る。皆がバスの右側に座るので、左側に座るよう言う。左側の方が、景色がよく見えるので。相変わらず細かいと思う。来週の山行の記録を取る。美女平から弘法まで約20分の時間だ。参考にしよう。天狗平まで来ると立山が見えた。なんとか今日は持ちそうだ。剣岳の頂上に雲が少しかかっている。8時過ぎに室堂に着く。ターミナルの外に出ると寒い!上着を羽織りたい感じです。動けば暑くなるだろう。綺麗に整備された登山道を進む。一の越まで整備されている。登山の感覚では無い。さすがに一ノ越からはガレ場の急登です。でも何と無く昔登った時よりかなり整備されている印象を受けた。雄山に着く。私と会長はお参りはやめる。過去何回来たことだろうか。下村さんにビデオを渡し、撮影をお願いした。ところが登りながらの撮影は駄目だと神主に注意されてしまう。計画では大汝山から引き返す予定だったが、時間が早かったので、立山三山を縦走することにした。縦走路を行くとさすがに登山者は急激に減った。岩場のがれ場を進む。大汝山に着く。頂上は狭い。その狭いところに大勢の登山者がいる。身動きが取れていない。大汝山休憩場で昼食にする。富士ノ折立に向かう。富士ノ折立に着くが、ガスがかかって見えない。下村さんに登っている間に晴れるかもと言って、送り出した。頂上近くに雷鳥が居たと言って興奮して帰ってきた。急坂を下っていく。ガスが一段とひどくなる。一瞬晴れた。真砂岳の頂上が見えた。真砂岳の分岐から雷鳥沢キャンプ場に降りていく。ガレ場のため下りにくい。雷鳥沢キャンプ場が見える地点で雷鳥を発見。雷鳥を撮影しに忍び足で行く。全部で4羽いた。まだ子供の雷鳥だった。雷鳥沢キャンプ場に向かって歩いていたが、何と無く離れて行くような気がしたので、YAMAPで確認するとかなりルートを外れていた。やっぱりYAMAPは頼りになるね!雷鳥沢キャンプ場からアップダウンの繰り返しです。ここに来てアップダウンはきつかった。ターミナルに着く。立山玉殿の湧水を飲む。相変わらず冷たくて美味しい!ペットボトルに湧水を入れて持ち帰ることにした。14時20分発のバスの列に並ぶ。なんと大勢の列になったので臨時便でしょうか、14時前の出発に変わった。ラッキーです。ほぼ計画通りの時間になった。雨も降らず、暑くもなく、ガスには巻かれたが、立山に行けて大変良い山行になりました。


鳳凰三山 1日目 平成30年7月15日

鳳凰三山 1日目 平成30年7月15日写真動画

今日は鳳凰三山です。足首を捻挫して運動もしないので体重も増えた。さらに体力も落ちているので、会のスピードに付いて行けるか自信はなかったが、泊まりなので何とかなるかと思い参加することにした。
3時30分に集合し青木鉱泉を目指す。7時30分頃長坂インターを出る。国道20号線から青木鉱泉に向かう。段々道が狭くなってきた。舗装から砂利道に変わる。青木鉱泉のかなり手前から車が側道に停めてある。下りてくる車がいたので聞いてみた。駐車場は満車かどうか聞くと満車なので戻っているとのこと。Uターンできないのでそのままガタガタ道を登っていく。道路片側に駐車車両がズラッと並んでいる。森の中に駐車場が見えるが満車だ。会長が歩いて登って駐車場探しに行った。しばらくすると会長が戻ってきた。空いているのでさらにガタガタ道を登っていく。何とか駐車できた。駐車に手間取ったが、ほぼ予定通りの出発になった。青木鉱泉を出るとドンドコ沢に出た。土砂崩れのため迂回路ができている。迂回路は沢を渡り少し林道を登りまた沢を渡る。登山道に戻るとジグザクに登っていく。次第に道が悪くなってきた。手を使わないと登れない段差、狭く岩がゴロゴロしている。まともに登れない道が延々続く。やがて南精進ノ滝100mの分岐に着く。会長が見ずに行こうと言うが、もう来ることが無いだろうから見に行くことになった。見に行って良かった。圧倒的な水量が真っ直ぐ轟音を立てて落ちている。迫力が違う。福井にはこんな滝は見たことが無い。ここからは沢を、数回渡渉を繰り返す。水量が少ないかどうかは分からないが、無難に渡ることはできた。
渡渉を何回か繰り返している中で、熱中症で倒れてる人がいた。グループできたのだが他のメンバーは先に行って、他人が看病していた。大分良くなってきており大丈夫そうだ。五色ノ滝のある広場に着く。南精進ノ滝より高さがある。これも迫力満点の滝です。さらに滝の下まで行くことができる。何人か滝のそばまで行った。滝の飛沫でかなり濡れている。滝を後にしてさらに登っていく。段々体力が落ちてきた。足も重くなってきた。歩くのが一杯一杯になった。限界が近づいた頃ようやく沢に出た。沢に出たがなかなか着かない。道が合っているのかと言う意見も飛び出した。友清さんが見えたと言うが、私には見えない。ようやく小屋に着く。小屋の中は真っ暗です。二階に案内され、布団1枚に2人と言う。狭いなと思ったが仕方無い。着替えて表で宴会をする。でも小屋の前は狭くテーブルは一杯です。友清さんがビニールシートを持って来ていたのでラッキーでした。山で飲む酒はうまい!酔もすぐに効くような気がする。夕食の時間になった。狭い食堂に隙間のない位押し込まれた。カレーです。味はまあまあだが息苦しい。この狭さから早く開放されたいが、食べている人がいるので立ち上がれない。ようやく開放され2階で雑談をしていた。19時30分を過ぎたが、小屋の半分のスペースが空いたままになっている。これでは布団1枚に1人寝ることができるスペースだ。この小屋は初めから布団1枚に2人と決めているようだ。私と友清さんと畑中さんの3人で空いたスペースで寝ることにした。広々としたスペースで十分睡眠を取ることができた。
明日いい天気でありますように!


鳳凰三山 2日目 平成30年7月16日

鳳凰三山 2日目 平成30年7月16日写真動画

3時に起きる。晴れた!満天の星空です。
予定より30分早く出発する。まだ真っ暗です。すぐに会長が、道が違うと言い出した。昨日登山道を確認済みなので合っていますよと言う。どうやら昨日宴会するために探し回って、橋を渡ったのが登山道だと思い込んでしまったようだ。小屋からいきなりの急登です。小屋を出る時寒かったが、一気に暑くなってきた。上着を脱ぐ。森を抜けると真っ白の真砂土の急坂に変わった。急登の真砂土なので一歩登ると半歩下がってしまう。足が重いのでなかなか登れない。明るくなってきた。振り向いて見ると大雲海が広がっている。雲海の向こう側が赤くなってきている。夜明けが近い。少しずつ高度を上げていく。時々後ろを振り返る。太陽が出てきた。ご来光です。雲海の綺麗に見える。所々山が島に見える。さらに高度を上げると観音岳の横から富士山の裾野が見えてきた。そして徐々に富士山全体が見える。こんなにハッキリ富士山が見えたのは久しぶりです。山を見上げると地蔵岳のオベリスクが迫ってきた。賽の河原の手前で朝食を取る。ザックを置いてオベリスクに向かう。地蔵岳の裏に甲斐駒ケ岳の岩稜がそびえ立っている。遠くに槍ヶ岳も見える。富士山も大きく見える。
ザックを取りに戻り、登山道に戻る。真っ白の砂地が広がる所が賽の河原だ。稜線上に幾つものお地蔵様が置かれている。お地蔵差の横にタカネビランジも咲いている。シャクナゲの群生地を登っていくと赤抜沢ノ頭に着く。赤抜沢ノ頭からは地蔵岳のオベリスクがよく目立つ。反対側には北岳が綺麗に見える。昨年泊まった白根御池小屋も見えた。ここから稜線歩きです。でも登って下りてまた登りを繰り返します。観音岳向かうがこれでもかと上りを繰り返す。足が重い。観音岳の頂上が見えた。大勢の人がいる。観音岳稜線に出た。ようやく富士山が見えだした。観音岳から薬師岳の稜線の向こうに富士山。最高のロケーションですね。観音岳の頂上は岩の塊で狭い。大勢の人でごった返している。集合写真を撮って薬師岳に向かう。緩やかな稜線を歩く。
広い分岐で着く。ここで北岳をバックに集合写真を撮る。下山開始です。少し下りると富士山が噴火しているような雲がかかっていた。これが最後の景色です。ここから樹林帯を下りていく。急坂です。段差が大きく滑りやすい。足の置き場にも困る登山道だ。疲れも出てきたのか足が棒の様になってきた。大越さんと下村さんがどんどん下っていく。次第に離されて行く。情けない。でも現実です。体力の無さを痛感されられた。疲れもピークに達した。何でも無い段差の無い坂で足を滑らせた。また捻ってしまった。立ち上がれない。津田さんに起こしてもらう。以前とは違い歩いたら治る状態です。慎重に下りる。林道まで出た。林道から青木鉱泉まで1時間あるが、途中でショートカットの道を大越さんと下村さんが発見した。川を渡り青木鉱泉に着いた。渡り終えると増水のため川は渡れませんと書いてあった。
ほぼ予定通りに着いた。でも後続が遅れ1時間30分位待つことになってしまう。
鳳凰三山、いい山だった。でもよく登れたと思う。足が痛い!


蓼科山 29年10月21日

蓼科山 29年10月21日写真動画

台風21号の接近する中、木曜日までの予報で土曜日は雨、金曜日になると土曜日の午前中は曇りに変わった。さてどうするか悩んだが決行することにした。朝3時集合し出発。長浜辺りから雨が降り出した。中津川に入ると雨が激しくなってきた。長野県に入っても激しく降っている。駒ヶ根に入ると小雨になった。南アルプスの山々が綺麗に見える。雨で空気が澄んだのか、こんなに綺麗に見えるのは久しぶりだ。諏訪市に入ると完全に雨は止んだ。道を間違えたがすぐに修正してビーナスラインに入る。ピラタスの丘を走っていくと紅葉が見頃になっている。紅葉のトンネルをゆっくり登っていく。どこまでも紅葉が続く。こんな紅葉は福井では見ることができない。素晴らしい!登山口の女の神茶屋の駐車場に車を停める。すでに1台、道路の反対側に1台停まっていた。私達以外にもこんな天候に来る人はどこにでもいるもんだ。支度を整え出発です。初めて来る人は登山口が分からず違う道を進むことが多い。私も初めて来た時は、迷ってしまった。登山口を入るとクマ笹の平坦な道。今日は雨でぬかるみになっている。すぐに登山靴は泥だらけです。やがて登り坂になる。クマ笹の道が終わると最初の急登が始まる。急坂で岩が多い。足の置き場が大変、変に岩に載せると滑し、急坂で登り難い。次第に息が上がって来る。どこまで行っても急登が続く。2100mの地点に着く。振り返ると雲海が広がっている。南アルプスの山だろうか?雲海から顔を出している。雲切れ間から町並みと紅葉が広がっている。晴れた日と違い曇りでもなかなか乙なものだ。ここからはなだらかな道を行く。歩いていくと山頂の岩場が見えた。もうすぐ最後の登りだ。この登りが大変、急坂の上に長い。どこまで行っても登りが延々続く。息も上がって来る。つらい登りだ。途中上から下りてくるカップルに会う。長野県自然保護レンジャーの方だった。さらにもう一人女性が下りてきた。これで駐車場に停めてあった人達が全員下りて行った。岩場に到着する。鎖場を登り、トラバースしていく。下はガスがかかっているので、高度感は感じられない。大きい岩ばかりなので、歩きづらい。濡れているので滑る。かと言って岩に足を乗せないわけには前には進めない。慎重に進む。やがて山頂ヒュッテが見えてきた。台風に備えているのか、閉鎖の準備をしているかわからないが、小屋にベニアを当てている。頂上に向かう。風が強くなった。寒い!ガスに覆われ幻想的になっている。一瞬ガスが晴れた。広い山頂は大き岩で埋め尽くされこんな光景は他の山では見ることが無いだろうと思う。前に来た時は非常に大勢の人がいたが、今日は他に6人しかいない。それも早々に引き上げて行った。山頂には私達5人しかいない。百名山貸切になってしまった。蓼科神社の前で昼食です。昼食後は私達も早々に下山開始です。岩場を下りていると雲が晴れてきた。外界の紅葉が見える。これで高度感を感じ、岩場を下りる醍醐味が出てきた。岩場を終え、長い急坂の始まりです。細かい石が多く、素直に下りられない。これでもかと下りが続く。下り終えるとようやく終わったとホッとする。2100mまでなだらかな道を行くが、再度急坂の始まりです。今度は岩が大きいし、滑る。これもまた素直に下りられない。先程より短いのでもう終わった感じがした。クマ笹の登山道入るとあと少しだ頑張ろ!ぬかるんだ道をさらに泥だらけになりながら進んでいく。ようやく登山口に着いた。雨に降られず良かった山行になりました。


大台ケ原 29年8月27日

大台ケ原 29年8月27日写真動画

どうしても行きたかった大台ケ原の大蛇嵓(ぐら)、スリル満点の絶景、360度の眺望の日出ヶ岳、大台ケ原を象徴の正木ヶ原など見所満載の山行です。
4時福井を出て、北鯖江で2人を乗せて出発です。吉野からは初めての道です。国道169号線は綺麗な道です。眼下に北山川を望みながら登っていく。伯母谷ループの橋とトンネルを過ぎて、県道40号線に入る。道が狭い。対向車に気を使いながら登っていく。やがて尾根に出ると、素晴らしい眺望になった。近畿の屋根、大峰山系がハッキリ見える。いい天気だ!やがて大台ケ原の駐車場に着く。すでに沢山の車が停まっている。8時15分頃到着。支度を整え日出ヶ岳に向かって出発です。綺麗に整備された平坦な道です。トウヒとウラジロモミの樹林帯を進む。ようやく坂道になる。石段の坂です。登りきると展望台がある。熊野灘が一望です。思わず息を呑む美しさです。大台ケ原の最高峰の日出ヶ岳は左手に見えた。長い木道の階段を登る。展望台が見えてきた。立派な展望台です。登ってみると360度の眺望です。東側には熊野灘、志摩半島、尾鷲湾、西側に目をやると大台ケ原の駐車場、その奥は近畿の屋根、大峰山系の山並み、南側は正木ヶ原への階段が見える。もう素晴らしい眺望です。階段の木道を下り、正木ヶ原への木道を登る。伊勢湾台風で立ち枯れになったトウヒが素晴らし。正木峠から正木ヶ原へのなだらかな木道を下ると目の前が開けてくる。イトザサの平原に立ち枯れたり倒れたりしたトウヒが異様な光景を醸し出している。自然の力に驚かされるばかりです。大台ケ原を象徴する景色を作り出してしまった。木道を下りて行く。神武天皇像のある牛石ヶ原に着く。段差にある石畳みの登山道を利用して昼食です。そしていよいよ大蛇嵓です。登山道から逸れて大蛇嵓に向かう。岩場になってきた。大岩の横を過ぎ岩を登り、橋を渡ると岩がせり出している。大蛇嵓だ!大台ケ原最大の絶景、垂直800mの断崖絶壁。岩の両端が丸くなっている。さらに少し下っている。転落防止の柵もしてある。進む人と戻る人がすれ違う時、緊張が走る。先端に着く。絶景です。スリル満点。振り返ると恐怖でよつん這いになっている人もいる。途中で止める人もいる。高所恐怖症なら止めた方がいい。戻って登山道にでる。シオカラ谷まで下りです。河原に出た。吊橋を渡るとここから1.4km駐車場まで高低差200mを一気に登ります。ここが大台ケ原で一番きつい登りでした。12時45分駐車場に着く。
帰りはホテル杉の湯の日帰り温泉でゆっくりです。
大台ケ原、天気に恵まれ最高の山行になりました。


白山 29年8月6日

白山 29年8月6日写真動画

朝からトラブルです。集合場所がカネキの駐車場になっていたが、話のすれ違いで下村さんが雪研で待っていた。カネキの駐車場が広いので新人の山本さんも勘違いしてしまう。それでもほぼ予定通り5時過ぎには出発できた。6時過ぎに市ノ瀬に着く。バスに乗っているとフロントガラスに何やら雨が。天気予報では晴れのはずでは?別当出合に着く。やっぱり雨が降っている。まだカッパを着る雨ではない。観光新道を行く。いきなりの急登です。湿度が高いのか汗が吹き出る。森の中を歩いているので、雨はそれほど感じない。でも森を抜けると雨が気になる。小雨だが長時間雨に当たるとしっとり濡れてきた。カッパを着ると人と着ない人に分かれた。私はカッパを来た。暑さが増してきた。急登が連続で続く。さらに汗が吹き出た。最初の分岐まで来ると雨が止んできた。カッパ脱ぐ。空は青空が広がってきた。伴藤さんからスイカの差し入れです。冷たくて美味しい、喉が乾いていたので一層美味しく感じた。分岐からも階段の急登が続く。仙人窟を過ぎるとちょっとした岩場がある。岩場から尾根上に続く登山道を見上げることができる。尾根の途中に休憩できる場所あり、そこから振り返ると仙人窟、岩場、尾根を歩く大勢の登山者が眼下見える。全員が集まるまで休憩。殿ヶ池に向かって行く。花が多くなってきた。殿ヶ池小屋に着くが、登山者で一杯のため、殿ヶ池の前で休憩です。天気は完全に晴れて来た。殿ヶ池小屋を出発するとお花畑になってきた。馬のたて髪に着くとさらに花が多くなってきた。馬のたて髪と言っても、そんなに急登ではない。花を見ながら登っていく。時折谷からの吹く上げてくる風が気持ちいい!福井の温度が37度の予報だが、ここは天国ですね。爽やかです。蛇塚を過ぎ、黒ボコ岩までの間がかなりのお花畑だっと思ったが、何か物足りない物を感じた。黒ボコ岩に着く、伴藤さんも佐々木さんも黒ボコ岩に登ったことがないらしく感動ぎみでした。弥陀ヶ原の木道を進む。弥陀ヶ原は正面に白山を見ながら左右にクマ笹の高原、非日常の世界が広がっています。室堂まで大きい岩の坂を登る。室堂センターに着く。佐々木さんが越前5山のスタンプ用紙に白山のスタンプを押していた。センターの出ると大勢の人が休憩している。ここで昼食です。今日は冷やし中華です。冷たくて大変美味しゅうございました。伴藤さんいつもありがとうございます。昼食後は頂上に行くかどうかになり、会長以外は頂上に行くとになった。会長は周りの花を観察しているとのこと。普通神社の裏辺りにクロユリが咲いているはずだったが、咲いていない。どうも今年は変だ!その代わりクルマユリが群生している。頂上に着くが眺望はない。大汝山が見える位だ。早々に下山開始。室堂センター手前で会長がクロユリを見つけたとのこと。案内してもらう。咲いていた。白山に来たらクロユリは見たいものだ。室堂センターで水を補給して下山開始する。下山は砂防新道です。黒ボコ岩を通過して、南竜分岐まで中間辺りで倒れた人が医者の手当を受けていた。その後ヘリコプターが救助に来た。甚之助小屋手前の日陰で休む。その後小柏が走り出したので、下村、友清、小泉が追いかける。別当覗きも中飯場も通り過ぎ、一気に別当出合に着く。バスが来ていたので友清さんを置いて3人で下りることにした。後のバスで全員がきた。今回の山行は朝の雨を忘れる様な天気、今日も天気に恵まれたいい山行でした。晴れ女or晴れ男?感謝です。


北岳 1日目 29年7月21日

北岳 1日目 29年7月21日写真動画

今日はいい天気だ。上弦の月とその上に金星が輝いている。5時全員集合した。出発です。北陸道を走る。関が原辺りから大雨になった。晴れの予報だったのに。名古屋に入ると晴れてきた。白根インターで降りる。タクシーを11時に予約していたが早く着いたので10時に変更した。9時45分頃第4駐車場に着く。支度をしているとタクシーが来た。11時前に広河原バス停に着く。ここで昼食を取る。11時30分頃出発。野呂川の吊橋を渡る。広河原山荘で登山届を提出する。いよいよ登山開始です。すぐに急登です。大樺沢二股と白根御池の分岐に着く。休憩です。湿度が高い。暑い。ここから急登が続く。風も無いので、暑い。リックも重い。足が重くなってきた。白根御池小屋まで後20分に表示有り。ようや緩やかな登山道に変わってきた。白根御池小屋が見えた。天候は曇り。北岳見えず。宿泊の手続きをする。新しい小屋です。今日は2階くろゆりの間。綺麗で各自布団1枚だ!うれし~。ゆっくり寝れそうだ。小屋の前で宴会です。缶ビール600円生800円でした。原が一杯になってしまう。夕食が5時、食べれるかと思ったが以外にも完食してしまう。天気が良くなってきた。高嶺と地蔵岳が顔を出した。雲も取れ北岳も見えた。明日登る八本歯コル見えた。明日のコースを検討する。小屋の人が言うのには、アイゼンが8本以上でないと危険だと。私と吉川さんは6本だ!今年は雪が多いので相当登る必要が有ると予想した。検討の結果、危険を回避して草すべりを行くことに決定した。事件が起きた、会長の車のキーを何処かで落としたと大騒ぎになった。その日は見つからず。やがて消灯。8時です。ゆっくり寝れました。


北岳 2日目 29年7月22日

吉川さんから、もう3時の声で全員起きる。窓から高嶺と地蔵岳のシルエットいい天気です。4時出発する。草すべりジグザクに登っていく。昨日の登りより登りやすい気がする。北岳が見えた所で朝食を取る。また事件が起きた。会長がデジカメを落としてしまった。今日の白根御池の前で落としたらしい。小屋に連絡するが無い。そんなこととは知らず伴藤さんと下村さんが間ノ岳まで行くので2人で出発してしまった。大樺沢二股との分岐の手前の斜面がシナノキンバイで黄色一色になっている。大樺沢二股との分岐を過ぎると八ヶ岳の赤岳が見えた。植物もハイマツに変わった。小太郎尾根分岐手前で振り返ると富士山が見えた。富士山を見ると何故か感動するな~。分岐に出ると甲斐駒ヶ岳、さらに登りと仙丈ヶ岳がどっしりと構えている。分岐から下を見ると、登山道を間違えた女性の登山者が急坂のガレ場を登っているのを発見。分岐にいる他の登山者から『道間違えているよ~、大丈夫ですか~』と声をかけられたいた。必死で登っている。大丈夫そうだ。分岐を過ぎると肩の小屋に向かう鎖場に出る。大したことは無い。肩の小屋に着く。3000mです。やっぱり肩の小屋は臭う。臭い!しばらく休憩する。伴藤さんから連絡有り。北岳山荘に着いたそうだ。北岳に登る。岩場です。足の置き場に困る。登りにくい。急登です。北岳は頂上かなと思ったら、ニセ頂上、その奥に頂上がある。頂上に着くが雲が出て富士山方向がまったく見えない。しばらく休憩後、反対の北岳山荘に降りる。肩の小屋より急坂です。滑りやすい、慎重に降りる。ここの斜面にはハクサンイチゲが満開。山荘に近くにタカネマンテマが咲いていると言われ探したが見当たらず。北岳山荘で昼食を取る。帰りは八本歯トラバースを行く。ここにもタカネマンテマは見当たらず。元の登山道に戻る。急登です。特に梯子の場所は急登過ぎる。頂上に着く。雨が降ってきた。先に降りることにした。13時過ぎに肩の小屋に着く。部屋を案内される。今日の食事時間は16時と告げられる。『え~早い』部屋は以前泊まった小屋の2階だ。やっぱりシュラーフ1枚分のスペースしか無い。今日は寝れそうに無い。着替えて小屋の前で宴会です。14時過ぎに2人が戻ってきた。宴会をやっていると、隣の登山者に声をかけられた。延岡から来たとのこと。今度流行すると言う焼酎を頂いた。美味しかったです。食事の案内があった。何と15時45分、宴会で腹いっぱい、どうしよう。食堂に行くとすでに行列になっていた。一番後ろに着く。すると伴藤さんが『横を見たらダメよ』と言う。ダメと言われたら見るに決まっている。横を見ると何とパンティだけの若い女性が後ろ向きで裸で立っている。その横は同じく座った状態でブラだけの上半身裸の女性もいた。奇声を発っするのかと思ったら『見てもいいよ!』と言う。大胆な女性だ。今の若者は????。食事が終わると大雨が降っている。何もすることがない。シュラーフをひいて寝た。暑い。時間も早いので寝れない。寝返りもうてない。地獄です。絶對寝不足になりそう。明日に天気が気になる。


北岳 2日目 29年7月22日写真動画

吉川さんから、もう3時の声で全員起きる。窓から高嶺と地蔵岳のシルエットいい天気です。4時出発する。草すべりジグザクに登っていく。昨日の登りより登りやすい気がする。北岳が見えた所で朝食を取る。また事件が起きた。会長がデジカメを落としてしまった。今日の白根御池の前で落としたらしい。小屋に連絡するが無い。そんなこととは知らず伴藤さんと下村さんが間ノ岳まで行くので2人で出発してしまった。大樺沢二股との分岐の手前の斜面がシナノキンバイで黄色一色になっている。大樺沢二股との分岐を過ぎると八ヶ岳の赤岳が見えた。植物もハイマツに変わった。小太郎尾根分岐手前で振り返ると富士山が見えた。富士山を見ると何故か感動するな~。分岐に出ると甲斐駒ヶ岳、さらに登りと仙丈ヶ岳がどっしりと構えている。分岐から下を見ると、登山道を間違えた女性の登山者が急坂のガレ場を登っているのを発見。分岐にいる他の登山者から『道間違えているよ~、大丈夫ですか~』と声をかけられたいた。必死で登っている。大丈夫そうだ。分岐を過ぎると肩の小屋に向かう鎖場に出る。大したことは無い。肩の小屋に着く。3000mです。やっぱり肩の小屋は臭う。臭い!しばらく休憩する。伴藤さんから連絡有り。北岳山荘に着いたそうだ。北岳に登る。岩場です。足の置き場に困る。登りにくい。急登です。北岳は頂上かなと思ったら、ニセ頂上、その奥に頂上がある。頂上に着くが雲が出て富士山方向がまったく見えない。しばらく休憩後、反対の北岳山荘に降りる。肩の小屋より急坂です。滑りやすい、慎重に降りる。ここの斜面にはハクサンイチゲが満開。山荘に近くにタカネマンテマが咲いていると言われ探したが見当たらず。北岳山荘で昼食を取る。帰りは八本歯トラバースを行く。ここにもタカネマンテマは見当たらず。元の登山道に戻る。急登です。特に梯子の場所は急登過ぎる。頂上に着く。雨が降ってきた。先に降りることにした。13時過ぎに肩の小屋に着く。部屋を案内される。今日の食事時間は16時と告げられる。『え~早い』部屋は以前泊まった小屋の2階だ。やっぱりシュラーフ1枚分のスペースしか無い。今日は寝れそうに無い。着替えて小屋の前で宴会です。14時過ぎに2人が戻ってきた。宴会をやっていると、隣の登山者に声をかけられた。延岡から来たとのこと。今度流行すると言う焼酎を頂いた。美味しかったです。食事の案内があった。何と15時45分、宴会で腹いっぱい、どうしよう。食堂に行くとすでに行列になっていた。一番後ろに着く。すると伴藤さんが『横を見たらダメよ』と言う。ダメと言われたら見るに決まっている。横を見ると何とパンティだけの若い女性が後ろ向きで裸で立っている。その横は同じく座った状態でブラだけの上半身裸の女性もいた。奇声を発っするのかと思ったら『見てもいいよ!』と言う。大胆な女性だ。今の若者は????。食事が終わると大雨が降っている。何もすることがない。シュラーフをひいて寝た。暑い。時間も早いので寝れない。寝返りもうてない。地獄です。絶對寝不足になりそう。明日に天気が気になる。


北岳 3日目 29年7月23日

北岳 3日目 29年7月23日写真動画

少しは寝れたか分からない。ほとんど寝ていないような気がする。外は強風のようだ。風の音が凄い。また吉川さんから3時の声に起きた。トイレに行く。強風だ、それに寒い。すでに大勢の人が小屋の前にいた。4時前に支度整え、小屋の前に出た。富士山が周りが赤くなっている。いい天気です。思わず写真撮りまくりです。やっぱり富士山はいいね!刻々と空の色が変わってくる。周りも明るくなってきた。ご来光が富士山から上がるといいのでしょうが、地蔵岳からなので残念。富士山を見ていると、ちょっと早いが出発すると声がかかる。風が強い、飛ばされそうだ。富士山を見ながら下山開始です。小太郎分岐を少し下りると富士山が見えなくなってしまった。大樺沢二股と白根御池分岐で朝食です。会長がデジカメを探しに白根御池に行ってしまう。私たちは二股に降りる。降りていくと北岳バットレスが見えだした。樹林帯に入る。徐々にバットレスが大きくなっていく。八本歯への雪渓も見えだした。二股が見えた時、会長が歩いているのを発見。デシカメはやっぱり無かった。振り返ると北岳に雲がかかっている。天気は下り坂です。ここからは沢沿いに下っていく。大分下り、沢で休憩していると、沢の上から3人降りてきた。声を掛けると道を間違えたとのこと。どこで間違えたのでしょうか?まったく不明。タクシーを10時ごろに予約していたが予定よりも早く着きそうだ。9時に変更の連絡を入れる。9時前に広河原バスに着く。9時45分頃駐車場に着く。駐車場の下にある金山沢温泉に行く。10時からの営業だったが入浴できた。久しぶりの風呂で、気持ちも体もスッキリでした。


白山 29年6月17日

白山 29年6月17日写真動画

5時、厚い雲に覆われた福井を出発。天気予報では晴れのはずじゃ無かったのか?一ノ瀬に入ると晴れてきた。白山も見える。いい天気だ!別当出合まで車で行く。センター手前の道路脇に止めれないくらい車が停まっている。駐車場まで下りていく。すでに満車状態。登山道入口に停める。今日のコースは砂防新道です。甚之助小屋手前から積雪になった。アイゼンとピッケルを持参したが、ピッケルだけで十分だった。雪渓に道ができていた。黒ボコ岩までは、所々積雪だったか特に危険は無かった。弥陀ヶ原は積雪でした。室堂に着くと大勢の北信越の高校の登山部がいた。登山訓練に来ていた。高校生が頂上に向かう。その間に昼食です。弥陀ヶ原の雪道を歩いている時に足が吊ってしまう。昼食で座わろうとすると足が痛い。急激に体重が増えたのが原因でしょうか。頂上は断念しようと思ったが、最高の天気なのでゆっくり登ることにした。登って良かった。最高の天気で、最高の眺望でした。立山連峰、穂高連峰、御嶽山まで一望です。私は折返し戻ることにした。皆はみくりが池に降りていった。室堂に着くと高校生が連帯を組んで進んで行った。しばらく時間を置いて下山開始した。室堂からは雪渓を降りた。弥陀ヶ原に降りる急坂は凍っていた。滑って転ぶ。私だけでは無い。黒ボコ岩から少し下りると大渋滞が待っていた。雪渓を下りるのに十分時間をかけている。何回かの渋滞を繰り返す。南竜分岐から少し降りた所から、渋滞を避け雪渓を降りていく。アイゼン無し、キックステップで急坂を下る。何とか別当覗まで着く。覗きから少し降りた所伴藤さんが足を捻った。テーピングの応急処置、リックは友清さんが担ぐ。色んなことの有った白山でした。尚、ニリンソウは写真動画でどうぞ!


妙高山&火打山 28年7月30日~31日

あしハイキングクラブに入会して初めての泊まりがけの山行です。初日は生憎の雨で妙高山には登れませんでしたが、翌日は晴天で火打山から富士山が見えました。火打山に続く天狗の庭は素晴らし庭園でした。ぜひ最後まで見て下さい。
福井4時30分出発したが、福井インターに向かって進むが、ぼ~っとしていて道を間違えて部落の中に入ってしまった。尼御前SAで畑中さんの車と待ち合わでしたが、すでに畑中さんは到着していた。畑中さんの車に宮本さんが乗り込み出発です。妙高ICに近づいた時、フロントガラスに雨粒が・・・。嫌な予感。妙高高原ICで降り、笹ヶ峰の登山口に向かう。駐車場はすでにほぼ満車状態。登山口は立派な小屋の真ん中を通る。通ると木道が続いている。ここからは約50分に渡りブナの林の中を通る。綺麗なブナ林です。50分もブナ林の登山道を歩くのは福井には記憶に無い。紅葉の時はさぞかし綺麗なことだろう。黒沢橋を渡ると12曲です。12の九折の坂道です。坂道はそれほど急坂では無い。番号から次の番号までの距離が短い。それよりも先の登りの方がきつい。石が大きくさらに急なため非常に登り辛い。オオシラビソの林に入ったところで雨が降り出し、富士見平分岐では本降りになってしまった。道はぐちゃぐちゃで非常に歩きにくい。黒沢池の草原に着いた時雨が止んだ。急に開けた場所に着いた。黒沢池です。見渡す限り草原です。ここまで来ると黒沢ヒュッテすぐそこです。でもお腹がすき過ぎここで昼食です。黒沢ヒュッテに到着するが、すぐに小屋に入れず、尚且つ17時に夕食である。妙高山頂上まで行ってくると往復4時間位、足元は悪い、雨も降りそうだ。帰る時間を踏まえて行けるところまで行って帰る意見が出た。頂上に行っても何も見えそうに無い。ただ頂上に行くのであれば面白くない。私は行かない方に賛成した。結果登頂は断念。そこで小屋の前で宴会です。余興も飛び出しました。酒も無くなったころ雨が降りだした。やがて夕食の時間になった。夕食はほとんどはレトルト食品。山ではこんなもんです。20時消灯4時に電気がついた。天気は良さそうだ。火打山に向かう。小屋を出て茶臼山に登る途中、大倉山の脇からご来光です。日の出はいつどこで見ても感動しますね!茶臼山頂上に着くが眺望なし。高谷池の分岐手前で高谷池が顔を出す。なんとも絵になる景色です。高谷池ヒュッテにリックを置き、サブリックに変え、身軽で火打山を目指す。高度を上げていくと草原の中に幾つもの大きい水溜りが眼下に広がる。高谷池素晴らしい!さらに登って行くと草原の中を曲がりくねった木道が続いている。その先に火打山。天空に続く様な木道だ!少し下ると今度は天狗の庭です。日本庭園を大きくしたような感じだ!岩や池の配置、その先に火打山。絶妙の構図です。ここから火打山を見ると、やっぱり百名山です。素晴らしい。天狗の庭を後にしていよいよ火打山への登りです。登ってい行くとハクサンコザクラの群生が見えるが近づけない。でもヒメシャジンが咲き誇っている。ライチョウ平を過ぎると視界が広がった。振り返ると富士山が見えた。今年初の富士山です。やっぱり富士山が見えると感動しますね!さらに高度を上げるとあっけなく頂上に着いた。頂上は晴れていたが、半分はガスに覆われている。でも、主要の山、高妻山、戸隠山、遠くには八ヶ岳、白馬連峰が見える。焼山からは白煙がなびいている。良い日になりました。下山後は恒例の温泉です。今日は苗名の湯です。料金450円。風呂は一箇所だけ。ぬるめの湯です。汗を流してさっぱりしました。妙高山は登れませんでしたが、良い山行になりました。