福井県 2019年


三里山&行司山 令和元年12月22日

三里山&行司山 令和元年12月22日写真動画

今日は今年最後の会の山行です。12名の参加となりました。天気も金曜日まで雨の予報だったのに曇りに変わりました。12月に入り毎週日曜日山行できました。本当に12月の天気とは思えない気候です。
7時カネキ運輸に集合。霧が濃い。晴れる兆しでしょうか。佐山姫公園に着く。すでに会長、大越さん、小柏さんが着いていた。会長に今日のコースを確認した所、花筺公園から登って行司山を往復、三里山で下山。でも伴藤さんから、天気も良いので往復の提案あり。一応往復になったが、先に行司山を登って三里山でどうでしょうかと提案した所、会長が行司山の登り口を知らないと言うので、私が案内することになった。まず金刀比羅神社を目指す。石段を登っていく。林道に着く。時間があるので金刀比羅神社に参拝することにした。林道に戻る。かなり林道を歩く。林道から登山道に向かう近道があるのだが、印がないので慎重に探す。多分この道だろうと思い、先に登って見る。自分でも感心した。道が合っている。どこも同じ道に見えるのだか、大したもんだと自画自賛です。ここからが大変です。行司山まで急登が続く。高度を上げることに雲が下に見えてくる。雲海が広がっている。暑くなってきた。皆、上着を脱ぎだす。ようやく行司山頂上に着く。素晴らしい雲海が広がっている。町が雲の下、文殊山も雲に浮かんでいる。行司山を後にして展望台に向かう。一旦下り、花筐公園との分岐から登りが続く。展望台に着く。ここからが日野山が一番良く、綺麗に見えるように木々が切られている。ここもまた雲海が広がっている。
しかし雲海に切れ目が見えて。これもまた素晴らしい光景です。時間があるのでここでティータイム。じっくり休んで出発です。中津山の分岐手前で清家さんが、なめこを発見。皆が群がって採っている。登り下りを繰り返しながら三里山に到着。三里山からの眺望は無い。早々に退散。南三里山の展望台に着くと雲海が晴れてしまっている。一気に駐車場まで戻る。駐車場の奥の展望台らしきところで昼食です。今日はカレーうどんです。12名分を作ります。いつも食べる量より多い。美味しくいただくことができました。
低山ながら雲海も見れ、歩いた距離も9kmと満足いたしました。
皆さん、お疲れ様でした。来年もよろしく!


木ノ芽峠から鉢伏山 令和元年12月8日


木ノ芽峠から鉢伏山 令和元年12月8日写真動画

今日は木ノ芽峠です。信長も道元も芭蕉も通った木の芽峠です。明治以前は敦賀と福井を結ぶ唯一の道路で約千年の歴史ある峠です。会の山行としては初めてでしょうか、短時間で総距離も高低差もない山行です。当初はそんなに参加者はいないだろうと思われていたが、以外にも12名の参加になりました。時間も距離も関係なく知らない山には皆興味があると思われる。集合時間も7時30分と遅く、皆時間に余裕を持って参加できました。
高速で今庄ICで降り、木の芽峠に向かう。トンネルの手前の道路脇に雪が積もっている。
でも、多分山にはそんなに雪は無いだろうと思った。トンネルを抜けすぐに右に曲がり車を停める。2~3台のスペースか無い。支度を整えて出発です。出だしは林道を行く。道が徐々に狭くなってきた。弘法の爪描き地蔵に出た。大岩に彫られていると言うが、苔むして全く分からない。狭い登山道を登っていく。休み石に出た。当時人の背にたくさんの物資を担いで登ってきて、荷物を担いだまま休める石を置いたものです。とりあえず石に座って休んでもらいました。積雪になってきた。明治天皇が飲んだとされる湧き水の建屋に着く。流石に飲む気にはなれない。すぐに木の芽峠に着く。峠には苔むした藁葺の家があった。屋根から煙が出ている。今でもここに住んでいるようだ。おばあさんが出てきた。本当に住んでいた。びっくりです。峠から反対側を見ると365スキー場が見える。鉢伏山を目指す。峠からは巡視路を登っていく。やがて道路にでた。急坂の道路だ。息が上がる。365スキー場のリフトの終点に着く。もう殆ど鉢伏山の頂上です。すぐに大きな広場になった。一面雪化粧している。その先に敦賀半島が見える。鉢伏山の縁に向かう。敦賀湾、敦賀半島、その奥に常神半島、左は敦賀市内、絶景です。最高の眺望です。こんな良い場所が有ったとは以外でした。景色を見た皆が感嘆の声を上げている。この頂上で昼食です。今日は善哉です。温まりますね!美味しく頂きました。下山開始です。途中言奈地蔵に立ち寄る。弘法大師は作ったとされる石仏が神社の中に祀られていた。下山は私と岩本さんが停めた登山道に向かう予定だったが、どういう訳か皆が登ってきた登山口に変わった。但し、会長と津田さんだけが365スキー場に降りて行ってしまった。歴史ある峠を登れ、鉢伏山からの最高の眺望、大変感動しました。
登ったこと無い山、低山でも皆興味が惹かれるようだ。これからは要検討だと感じた山行でした。


一乗連山縦走 令和元年11月11日

一乗連山縦走 令和元年11月11日写真動画

今日は近場の里山です。一乗谷に車を停め一乗城山から白椿山、一乗山、殿上山を経て一乗滝に下りるコースです。私は一乗城山まで、横道さんは一乗山まで、会長は砥山と一乗山までと誰一人このコースを行った人はいない。大丈夫だろうか、その予想は見事に当たる結果になった。
朝霧が立ち込める一乗谷、幻想的な景色の中を進んでいく。馬出し登山口から登っていきます。ジグザクの急登を登っていく。寒かったが次第に暑くなってきた。皆が上着を脱ぎだした。私も上着を脱ぐ。シャツのTシャツの2枚だけだが寒くはない。本当に11月だろうか?観音屋敷跡に着く。その先に宿直跡がある。宿直跡は展望台になっている。福井市内が一望です。天気も良いので海まで見える。二の丸に向かって進む。なだらかな登りです。二の丸に着くと木が切られて綺麗に整備されていた。木と木の間から白山が見えた。
二の丸の反対側に三角点があるので、行ってみることにした。急坂でヤブの中です。道なき道を進んでいくとヤブの中に三角点があった。なんでこんな所あるのでしょうか?
登山道に出て三の丸を目指す。二の丸より狭い、さらに本丸へ行く。さらに狭い。とりあえず集合写真を撮る。白椿山に向かう。なだらかな登山道を進んでいく。両脇には紅葉した木々がどこまでも続いている。やがて林道に出た。かなり長い林道歩きです。林道の反対側に白椿山が見える。かなりの距離だ!T差路に出た。白椿線分岐点です。ここでしばし休憩です。この後は林道ではなく白椿山への登山道に入る。誰も通った形跡がない。時折ヤブコギになった。かなり歩いたがまだ着かない。でもここは紅葉が綺麗だ。急に道が開けた。白椿山へ15分表示がある。急登です。そして滑る。でも、5分位で頂上に着く。眺望は全く無い。早々に退散。登山道に戻るがやがてまた林道になった。林道から福井市内が良く見える。反対の山沿いは紅葉が綺麗です。右に眺望、左に紅葉の林道を歩いていく。
一乗山への表示板が出てきた。頂上まで15分と書いてある。今度は15分位はかかった。
頂上に着くと、右に福井市内が見える。反対は荒島岳が見える。ここは眺望がある。
ここからが問題です。この先は誰も行ったことのない道です。どうするか激論を交わしている。一応決まったので下山開始。林道との分岐点より手前に道があると言うので行ってみるが、道のようで道でない。またヤブコギだ!すぐに行くのを止めた。林道の分岐まで戻って林道を行くことにした。また長い林道歩きです。長くて飽いてしまう。岩本さんが行くのを止めた登山道を見つけた。会長がその登山道に入っていった。ヤブでとても行けないと帰ってきた。その反対側に殿上山の登山道があった。出だしは急登がすぐに頂上に着いた。YAMAPで確認するとここは頂上では無いと言っている。YAMAPが示す頂上に行くが頂上の表示が無い。YAMAPの間違いです。殿上山を下る。林道に出た。岩本さんから左に進め指示が有ったので左に進む。会長が大声で『お~い』と叫んでいる。道が違っていると言う。どうもここまま進んで行くと鯖江市に下りて行ってしまうとのこと。里山は難しい。地図に載っていない道が沢山ある。とりあえず戻って反対の道に向かう。下りて行くと尾花キャンプ場にでた。また問題です。このまま行くと鯖江の河和田に出ると言う。また激論です。戻る訳に行かないのでそのまま下る。トレランのテープを見つけた。多分ここが一乗滝に向かう道だ!進んで行くがすぐに道がなくなった。また間違えた。また林道に戻る。更に下りて行くと林道が二手に分かれていた。ようやく本来行くべき道を見つけた。長い林道を下りて行く。やがて一乗滝に着いた。14時30分を超えていた。
里山ほど難しい山ない。林道、登山道等色んな道がある。経験者かもしくは下見が必要だと実感しました。


倉谷山 令和元年10月27日

倉谷山 令和元年10月27日写真動画

今日は会の公式山行です。そして参加人数も13名と多くの参加者になりました。理由として小柏さんが福井で一番綺麗な紅葉だとLINEの載せたのと、標高差も大したことはないので参加者が増えたと思われる。山は倉谷山、多分誰も行かないような山だと思う。
6時30分に集合し、現地に向かう。和泉村を抜け、箱ケ瀬橋を渡り、九頭竜湖沿いの道を進む。走っても、走っても着かない。ようやく伊勢川橋を渡ると二股に道が分かれている。左は舗装道、右は砂利道。小柏さんが右だと言う。『え~』と叫んだ。悪路です。水たまりにぬかるんだ道、底は擦るは、車は泥だらけ、更にアルミホイルも傷だらけ。もう最悪!これだけで参加しなければ良かったと意気消沈。天気も晴れのはずが今にも降りそうな空。ぬかるんだ場所で靴を履き替える。支度が整ったので出発する。誰も歩いた形跡がない林道を登っていく。後ろから来た岩本さんが、『道が違う!』と叫んでいる。皆がYAMAPで確認すると間違いに気づく。
戻ると道の脇に火の用心の標識があった。あまりにも小さいので見落としたようだ。
しかし大変、沢に下りて川を渡らないと行けない。増水しているので岩が少ししか顔を出していない。岩と岩の間が空きすぎている。岩が濡れているので滑りそうだ。岩本さんが先に渡った。それに続き何人は渡った。違う人は下流から渡った。かなり危険があると判断して、私と正義さん、佐々木さんは元の場所に戻る。横道さんが渡れるように補強していた。思い切って渡ることにした。滑りそうだったが何とか渡れた。残りの伴藤さん、高井さん、野坂さんの3人になった。3人は私達が渡った所から上流に向かって行った。なかなか戻って来ない。ようやく姿は見えたが沢は渡っていない。岩本さん、清家さん、津田さんが様子を見に行く。清家さんが渡れそうな場所を発見し、ようやく全員が揃う。ここで大幅に時間をかけてしまった。ようやく登山開始です。ジグザクに登っていくが、急坂で滑りやすい。踏ん張るために急斜面に足をのせると、アキレス腱が悲鳴を上げている。足が痛い。そんなこともお構いなくどんどん登っていく。付いていくのが大変。ようやく小柏リーダから休憩の指示があった。疲れました。とにかく延々急坂の連続でした。でもまた急坂が続く。天気も晴れて来たが、霞がかかったような景色です。頂上直下の展望の良い場所で後続を待つことにした。小柏さんが言うほどそんなに紅葉はどうかな?と思う。
頂上はすぐそこなので登ることにした。何と藪こぎ。どこが登山道か分からない。手繰りで進む。頂上に着くが、藪の中、全く眺望はない。後続を待って全員が揃うが、居場所が無い。すぐに撤退。横道さんがのこぎりで塞いでいる木々を切って道を作ってくれている。ありがたい。スムーズに鉄塔に着く。軽く休憩を取って下山開始です。急坂なので滑らないように慎重に下りていく。やがて難所の沢に出た。順番に沢を渡る。正義さんの番が来た。本人は滑るかもと心配していた。その不安が的中してしまった。足を滑らせ川に落ちでしまった。全身ずぶ濡れです。次の山に向かう予定だったが、急遽変更。時間も11時30分を回っていたので、帰る人と登る人に分かれた。私を含め8人は帰ることにした。駐車した場所はぬかるんでいるので、中島のキャンプ場まで行く事にした。九頭竜湖沿いから離れ荒島岳の裏辺りを走った。こんな道があるとは知らなかったし、多分二度と走ることの無い道を進む。かなり走ったがなかなか着かない。そんな道を数台の車とすれ違った。明らかにドライブだと思う車が2台とすれ違う。こんな道を知っているとは。
ようやく青少年旅行村のキャンプ場に着く。入場料500円支払、屋根のある場所で昼食の用意をする。今日は豚汁です。5名分いないので8人でたらふく食べることができた。ところがその場所を利用すると1000円かかると書いてあった。案の定係の人がきて、1000円かかると言われたが、知らなかったと言い訳したら、ゴミを片付けて帰れば良いといわれたので助かった。食べている間、雨が本降りになった。登りに行った5人は大丈夫だろうか?帰った私達は正解だったのでしょうか?
それにしてもこの山は二度と行かない。最悪の山でした。アルミホイルに傷が・・・
泣けてくる。


平家平から姥ヶ岳 令和元年8月25日

平家平から姥ヶ岳 令和元年8月25日写真動画

今日は会の公式山行です。高井さんの娘さんも参加されたので11名の山行となりました。今日は姥ヶ岳です。国道から姥ヶ岳への登山道に入る。相変わらず狭い道だ。シーズンオフなので多分誰もいないはず。対向車も来ないだろうと車を走らせる。駐車場手前で倒木のかけらが落ちている。通れないので皆で木をどかす。駐車場には1台の車も止まっていない。支度を整えて出発です。登山道を入ってすぐに高井さんが『鹿だ!』と叫んだ。しまった、撮影したかったのに見逃してしまった。ジグザグに登っていく。開けた場所に出た。会長が『熊だ!』と叫んだ。木の上から子熊が下りてきて森の中に消えて行った。また、撮影チャンスを逃してしまった。皆が近くに親熊がいるのではと心配している。鈴を鳴らし周りに注意しながら登っていく。平家平に着く。やっぱりここのブナ林は綺麗だ。紅葉になると必ず新聞やテレビで紹介される場所です。しばし休憩を取る。小雨が降ってきた。ザックカバーを着ける。姥ヶ岳に向かう。一旦下って緩やかな登りになる。平家平から1/3位来たときに雨が本降りになってきた。カッパ着る。畑中さんが戻ると声をかけたが、通じない。前に進むことになった。2/3位来たときに更に雨が強くなった。また畑中さんが戻ると言う。ところが高井さんがもう少しだから行こうと言う。あの高井さんが言うので進むことになった。30分位かなと思ったが10分位で頂上に着いた。でも、ガスがかかって全く見えない。
高井さんの娘さんに集合写真を撮ってもらい早々に引き上げる。一気に平家平まで戻る。ここで昼食の予定だったが、雨のため下山することになった。まもなく登山口の手前まで来たとき雨が止んだ。ここで昼食をすることになった。今日は焼きそばです。登山道に咲いていたワラビも入れた焼きそばです。大変美味しく頂きました。今回の山行は、誰もいない平家平。会ったのは熊と鹿だけでした。


火燈山から富士写ヶ岳周回 平成31年4月21日

火燈山から富士写ヶ岳周回 平成31年4月21日写真動画

シャクナゲを見に火燈山から富士写ヶ岳を周回します。富士写ヶ岳は昨年の今頃小倉谷山から富士写ヶ岳に向かう急坂で一回転して転んで足首を捻挫してしまった因縁の山になってしまった。
火燈山の古道を行く。大内峠を越えて時折急坂になる稜線を登っていく。途中伴藤さんがコシアブラ見つける。山菜採りになってしまった。まずタムシバが出てきた。その後にシャクナゲが咲いていた。でも咲いているのはその場所だけでした。その後はほとんどが蕾です。ようやく火燈山の頂上に着く。天候は曇り、今にも振りそうな空模様だ。小倉谷山に向かう。一旦下りてまた登り返しです。稜線に出ると丈競山が綺麗に見える。頂上に着く。白山さんは雲の中です。富士写ヶ岳の方向を見ると、小倉谷山の次のピークに登山者が見える。また下って登り返しです。するとまた次のピークが見える。また下ってまた登り返す。登り終えるとしばらくなだらかな道を行く。本来ならシャクナゲ街道になるのに全く咲いていません。そのかわりタムシバが街道を作っていた。やがて私が落ちた事故現場に着く。滑る急坂を慎重に下る。下り終えると長い急坂が始まります。何回も登っているのに頂上を間違えてしまう。あそこが頂上だと思うと更に上がある。その繰り返しを続けてようやく頂上に着いた。その間シャクナゲは咲いていませんでした。頂上に着くと深田久弥の方位盤が設置されていた。いつの間に設置されたのでしょうか?昼食は下山後にするので早々に退散する。狭い急な坂道を下っていく。視界がひらけた。山の向こうに朝登ってきた火燈山と小倉谷山が見える。えらい遠くから来たものだ。ようやく駐車場に着く。テーブルのあるベンチで昼食です。今日はコシアブラ入りの焼きそばです。コシアブラの苦味とソースの味が相まって美味しい焼きそばになりました。今日はシャクナゲを少しだけでしたが見られて満足です。またやっぱり火燈山からの富士写ヶ岳の周回は辛かった。前はそうでもなかったのに、体力が落ちました。


越前甲 平成31年3月2日

越前甲 平成31年3月2日写真動画

今日は越前甲です。国道を進んで行くと冬季通行止めになっている。かなり手前だ。登山口まで相当ある。駐車場にはすでに他県ナンバーの車が4台停まっていた。支度を整えていると2組の登山者が先に出発した。雪の状況を見るとカチカチに凍っているので、カンジキは必要ないと置いていくことにした。これが最悪の結果を招くとは知る由もなかった。林道を歩いていく。つづら折れの林道なので途中ショートカットをして行く。約1時間歩いて登れそうな場所を見つけた。川沿いに登っていく。杉林を通り過ぎると越前甲の岩壁の下辺りに出た。沢を何度か渡る必要がある。伴藤さんがいきなりハマった。慎重に沢を渡る。雪が緩んでいるのでガボって中々前に進みません。ガボルと立て直すので3倍くらいの体力を消耗しそうな気がする。ガボリながら雪崩の跡の下を通る。伊部さんが、ここはいつも雪崩が起きる場所だと教えてくれた。夏道の尾根だと思って登ると違っていた。偽の尾根だった。その先に夏道の尾根が見える。峠に登山者がいる。こっちを見ている。どこから登っているだと言っているようだ。トラバースです。トレースがありません。トラバースしている途中、ふと右手を見ると、何と白山だ!メチャクチャ綺麗です。なんとか甲の急登の始まりの場所に着いた。ここから甲の急登が始まります。ようやく尾根に出た。振り返ると白山、いや白山連峰が一望です。やっぱり甲から見る白山はひと味違う。頂上に向かう最後の急登を登り終えると、真っ白な雪原です。頂上には2番手で着いた。途中のショートカットが効いたかも。頂上は風も微風でさほど寒くは無い。360度の眺望を楽しみながら昼食です。下山はガボリながらの下山です。カンジキ必要だった。後悔しながらの下山になりました。でも天候に恵まれ最高の山行になりました。


取立山 平成31年2月10日

取立山 平成31年2月10日写真動画

写真では写っていないダイヤモンドダストを見て下さい。
福井の朝は車の上に薄っすらと雪が積もっている状態だった。道路の温度は-1℃を表示している。勝山に入っても雪は無い。だが勝山の最初のトンネルを抜けると突然景色が変わった。除雪された道路に雪が積もっている。凍結に注意しながら走っていく。登山口の駐車場に着く。2台車が止まっていた。1台は車に雪が積もっている。どうも居ないみたいだ。もう1台は車の中にいた。とりあえずワカンを付けて出発です。雪が舞っている。9時から天気は回復の予報だが・・・。いつものようにキャンプ場までショートカットする。トレースが無い。フカフカの雪で歩き難い。キャンプ場を過ぎ、またショートカットです。途中林道を歩いて夏の駐車場に着く。登山届けのボックスが見えている。やっぱり雪が少ない。またショートカットで急登するが、雪が柔らかくなかなか登れない。私は、登っては滑る、を繰り返すのでショートカットはやめて夏道を登ることにした。ラッセルしながら登る。遠回りだが結果は同じだった。高度を上げて行くほど風が強くなり、メチャクチャ寒い。顔が寒さを通り越し痛い。時間が9時を過ぎたが天気は回復しない。稜線に出た。雪庇はできているが小さい。やはり雪が少ない。さらに風が強くなった。寒さが増してきた。ようやく頂上に着く。頂上の標柱は埋まっている。私達を追い抜いた3人は早々に下山についた。頂上からの眺望はない。そして一瞬日がさした。ダイヤモンドダストだ!キラキラです。ここは間違いなく氷点下-10℃以下です。風も強いので体感温度は-20℃位にはなっていると思われる。寒いはずだ。私達も早々に退散です。駐車場まで一気に下りる。私達が今日の最後だと思っていたら、どんどん上がってくる。天気は回復に向かっているので登ってくるのでしょうか?駐車場で昼食です。ここでも気温が低く寒い。温かい雑煮をいただき心も体も温まりました。
今日の山行は寒かった!


銀杏峰 平成31年1月12日

銀杏峰 平成31年1月12日写真動画

今日は銀杏峰です。久しぶりの登山になりました。6時30分に福井を出発。宝慶寺に向かう。宝慶寺手前から雪が出てきた。気温がマイナス3℃位ですので凍結している。慎重に進む。道路脇に2台車が停まっている。橋の手前にも3台停まっている。橋を越えUターンして道路脇に停める。冷え込んでいるのでワカンは必要ないと思い置いていくことにした。アイゼンを付けて出発です。林道を歩き、キャンプ場を目指す。途中ショートカットのトレースがあった。当然ショートカットを選択する。急坂だがすぐにキャンプ場に着いた。登山開始です。杉林の中で日陰なので凍結している。30分位歩くと暑くなってきた。一旦着替えることにした。いよいよ急坂の始まりです。踏み固められたトレースを登っていく。やはり体力が落ちている。徐々に差が開いてきた。仁王の松で休憩です。頂上方向から太陽の光が差し込んできた。ご来光です。休憩もそこそこに出発です。いよいよ前山への急登です。ここで益々差が開いてしまった。ようやく前山に到着。前山から見る景色はやっぱりいいね。生憎白山は雲の中に隠れているが、大野平野がきれいに見える。前山からは一旦下るが、雪質が変わってきた。ふわふわの雪だ。あまりにも気温が低い状態が続いているので、雪が固まりにくくなっている。他の登山者はワカンを付け直して登っていく。私達は、がぼりながら登っていく。一層体力を奪っていく。かなりの差がついてしまう。足が棒のようになってきた。ようやく頂上手前の山に登りきった。冷たい風が襲ってきた。耳がちぎれそうだ。でも目の前に広がる白銀の世界が素晴らしい。風紋がどこまでも続く。ようやく登りきった。銀杏峰のシンボルのポールにエビのシッポが着いている。雪が少ないのかあまり育っていない。本来なら木も埋まっているはずだが埋まっていない。その結果、モンスターの木になっている。またこれも乙なものだ。頂上の祠に着く。祠に付いたエビのシッポも育っていない。風が強く天候が悪化してきた。寒くて居られない。早々に退散です。下山開始。風が収まる所まで下りて昼食です。足が吊りそうになってきた。薬を飲む。ある程度効いてきたが、前山に登るとまた吊りそうになった。伴藤さんから薬をもらいしばらくすると効いてきた。前山からすぐに急坂の始まりです。大丈夫そうだ。キャンプ場が見えた。安心したのか、急に足が吊ってしまった。痛い!両足にきた。痛みをこらえながらゆっくり歩くと痛みが収まってきた。林道にでた。もう安心です。日野山や文殊山とはやっぱり違う。つくづく体力不足を実感した初の雪山でした。