三重県 2018年


釈迦ヶ岳 平成30年12月15日

釈迦ヶ岳 平成30年12月15日写真動画

冷たい雨の降る中、福井を出発。関が原を越えると晴れてくると思ったが、厚い雲に覆われている。いなべ市に入ると伊勢湾方向の空が真っ赤になっている。朝日が上がりそうだ。真っ赤な太陽が上った。ご来光です。朝明渓谷に入る。雪が降ってきた。こんな日に登山に来る人はいないと思ったが、駐車場に着くと結構車が停まっている。雪が舞っている。防寒対策をして出発です。中尾根コースで行く。狭く細い登山道を進み、川を渡る。川を渡ると坂道になった。しばらく登っていくと左に折れる尾根にでた。皆暑くなったので着替えている。あらためて出発です。尾根道です。時折急坂を繰り返しながら高度を上げていく。積雪も多くなってきた。笹の急登になった。登りきると視界が開けて来た。次は大きな岩の急登になった。登りきると木々が樹氷になっている。綺麗だ!快晴であれば解けて普通の木々になっていただろうと思う。樹氷が綺麗だと思っていたら、突然道が切れ落ちている。大陰のガレ場です。ミニキレットです。雪が積もっているので、慎重に下る。滑ると下まで落ちそうだ。何とか下に着く。振り返って見ると、よく下りて来たと感心させられる。折返し登る。登りきると釈迦ヶ岳の最高点に着いた。風が強いそして冷たい。手がかじかんでビデオのスイッチが押せない。右手は指が出る手袋で無いとビデオ撮影ができないので、あえて手先を出している。右手の指が動かない。左手でスイッチを押して撮影する。濃尾平野が一望です。伊勢湾を囲む知多半島と紀伊半島、もちろん名古屋駅前のビル群もハッキリ見える。山頂に向かう。山頂に着くと以外にも風が無くなった。天気も晴れてきた。実に運がいい!景色を満喫して頂上を後にした。猫岳に向かう。樹氷の尾根を行く。木が無くなると風が強くなった。風の通り道のようだ。左手を見ると先程歩いた大蔭のガレ場が見えた。そこだけ異様な光景です。猫岳に登る。猫岳からは大蔭のガレ場と釈迦ヶ岳が一緒見える。ここからかは徐々に高度を下げていく。分岐を2つ越えると頭上の岩場にハト峰の表示板が見えた。ハト峰の頂上に立つと青空になった。ハト峰峠を見下ろすとハート型の顔が作られている。その上にHAPPYの文字が。ハト峰を下りる。花崗岩が風化した砂場の坂を下る。滑ると止まらない。慎重に下りる。中峠を行く予定にしていたが、天気も悪いので谷コースで戻ることにした。岩の階段を下りていく。ロープを掴んで下りる場所は2箇所。危険な場所では無い。第二堰堤の横を下りる場所は、登録有形文化財の堰堤でした。何と明治21年に作られたものでした。林道に出た。ここから駐車場まで長い道のりです。駐車場に着き、昼食の食材を持ってバス停に向かう。バス停の待合の小屋?で昼食です。今日は酸辣湯麺です。美味しく頂きました。温泉は釈迦の隠し湯、三休の湯です。砂利道の急坂を登る。車が数台停まって板が、お風呂はまた貸切状態。誰もいないので大きな窓を開けて露天風呂風にして浸かる。気持ちいい~。
冬の登山にしては、まあ~いい天気の方です。釈迦ヶ岳からの絶景、綺麗な樹氷に魅せられ、いい山行になりました。


竜ヶ岳 平成30年10月28日

竜ヶ岳 平成30年10月28日写真動画

今日は鈴鹿の竜ヶ岳の赤い羊を見に行く山行です。福井は朝から雨です。天気予報を信じて5時に福井を出る。賤ヶ岳を抜け木之本に入ると天気が一変した。快晴です。それも雲一な無い天気、最高の山行日和です。7時ごろ宇賀渓の駐車場に着く。すでに多くの車が停まっている。そして大勢の登山者が支度を整えている。駐車場から頂上が真っ青の空の下にクックリ見えた。寒いので上着を着て、足には山ヒル対策のスパッツを着ける。出足は舗装の林道を進む。遠足尾根の登山口に着く。やっぱり動くと暑くなった。上着を脱ぐ。さあ、登山開始です。急な坂をジグザクに登っていく。突然岩場が出た。大した岩場では無いが、登ると展望台になっている。竜ヶ岳の頂上がよく見える。反対側には木曽三川の木曽川、四日市のコンビナート、その先には伊勢湾が広がっている。岩場を下りるとまた岩場になる。登り終えると尾根にでた。杉林が終わり落葉樹に変わった。紅葉にはまだ先の感じがする。一部枯れている木もある。台風の潮風の影響だろうか?木漏れ日の尾根を進んで行く。アップダウンを繰り返して行く。樹木が突然なくなった。視界が広がった。竜ヶ岳の頂上が見える。頂上に伸びる登山道、竜ヶ岳につながる稜線、真っ青な空、鈴鹿の山並み、綺麗な光景です。更に高度を上げ、振り返ると濃尾平野が広さ180度の展望です。いい山だ!天空の庭園のような場所を通り抜けると、いよいよ頂上への登りです。最後の登りの途中で振り返り、赤い羊を見る。シロヤシオの葉が落ちてしまい、ほとんど枯れている。ここも台風の影響でしょうか、残念な結果になってしまった。頂上に着く。相変わらず風が強い、そして寒い!今日の昼食はゼンザイです。熱く美味しいゼンザイは体も心も温まりました。下山は中道です。急坂の下山道です。頂上から濃尾平野に向かって一気に下りるような感じです。滑らいないように慎重に下りる。やがて涸れ沢に出る。沢沿い下りていく。中道の最大の見所である、堰堤の梯子です。20m位を下りて行きます。
梯子の幅が違うので踏み外さないように下りる。さらに進むと小さい堰堤に出る。ここの梯子の鉄が折れ曲がっているので、非常に下り難い。分岐に出て最後の登りを登り終えると、後はほぼ水平移動です。五階滝に着く。五階建てに落ちる滝です。その滝の間を飛び越えて行きます。滑らないように大きな岩を2回飛び越える。少し下ると橋がある。この橋を超えるともうすぐ林道です。橋を渡り、進んで行くと流された吊橋に出る。川に下りて新しい丸太の橋を渡る。坂を登ると林道に出た。遠足尾根の登山口の前を通り、駐車場に戻る。今日の山行は天気に恵まれ最高の山行なりましたが、赤い羊だけは残念な結果になった。来年チャンスがあれば再度チャレンジです。


鎌ヶ岳 平成30年4月22日

鎌ヶ岳 平成30年4月22日写真動画

又もビデオトラブル発生。バッテリーが十分有るのに途中までしか撮影されていない。撮影中何かおかしい感覚だった。不安が的中してしまった。一番良い場面が映っていなくて残念です。
今日は鈴鹿セブンマウンテンのひとつ、鎌ヶ岳です。鈴鹿のマッターホルンと言われている山です。その鎌ヶ岳に咲いているイワザクラを探しに行きます。全国で3箇所しか咲いていない珍しい花です。7時30分頃菰野町に入る。鈴鹿スカイラインを登っていく。すでに裏道登山口手前から側道に車が駐車している。当然駐車場は満車。中道に上にある駐車場に無理やり停める。相変わらず凄い車の数です。支度を整え中道に向かって下りていく。中道登山口の反対のガードレールに『カマ』と書いてあるのが登山口。ガードレールから下りていく。すぐに分岐がある。間違えて武平峠に向かって行く。沢を登るはずなのに山を登っている。間違いに気づきすぐに戻る。長石谷コースの分岐に向う。長石谷コースはいきなり沢です。橋が流されているので岩を飛び越えて進む。このコースは中々分かりづらいコースです。渡渉を何回も繰り返し、川沿いを行くも岩登りもある。これを何度も繰り返す。それも急坂になっている。以前イワザクラを見つけた同じ場所に咲いていた。その場所は登山道からかなりの上にあった。岩本さんが一人撮影に登っていく。さらに進むと3m位場所に滑りそうな岩の上に咲いていた。3人が一生懸命撮影している。それを尻目に私達は先に進む。その先に手の届く位の場所に咲いているはずだ。やはり同じ場所に咲いていた。ここは群生している。以前はイワザクラが珍しいとは思っていなかった。今回は準絶滅危惧種と分かった上で、イワザクラを見ると感激しました。イワザクラを後にしてさらに登っていく。犬星の滝で休憩です。犬星の滝を出ると、徐々に水量が落ち、次第に涸れ沢になる。クマ笹が出てくると分岐の稜線が近い。途中から頂上が顔をだす。幾つもの岩が重なり合った巨大な岩の山です。急坂を登り終えると分岐の稜線に出た。分岐から見る鎌ヶ岳は圧倒されるものがある。最後の急坂を登る。途中振り返って見ると鎌尾根の稜線が綺麗だ。まるでノコギリの歯の様です。最後は手を使って少し登る。すると頂上が見えた。先に行ったメンバーがすでに昼食準備をしていた。今日は焼きそばです。美味しくいただきました。下山は長石尾根を止めて武平峠で帰ることにした。狭く急な尾根を下る。やがて登山道がザレてきた。メチャクチャ滑りそうだ。途中ハルリンドウの群生が広がっていた。春を感じる色で綺麗な花でした。さらに下りていく。まるで砂の山のようだ。歩く度に砂埃が舞い上がる。滑るので慎重に下りていく。武平峠に着く。真っ直ぐ行くと御在所岳、左に行くと雨乞岳、右に曲り駐車場に向う。すぐに道路に出た。道路を渡り登山道を下りていく。やがて道路に出る登山道出口に出た。道路を少し歩くと駐車場に着く。
鎌ヶ岳、長い沢登り、いや岩登りかなと思わるほどのアドベンチャーなコースでした。またイワザクラを発見でき、素晴らしい一日になりました。


藤原岳 平成30年3月25日

藤原岳 平成30年3月25日写真動画

ビデオのバッテリが下山途中で無くなったので、裏道の崩れた場所を撮す事ができませんでした。
今日は藤原岳です。福寿草を見に久しぶりの大人数の参加になりました。予定通り7時前に駐車場に着く。支度を整え出発です。駐車場の桜が三分咲でしょうか、咲いている。表道に向かって通りを歩く。無料の駐車場はすでに満車になっている。会長が登山届を出す。案内図を見て今日のルートの説明をする。神武神社の横を通り、ジグザクに登っていく。四合目でもぐもぐタイムです。会長がデコポンを3個持ってきていた。美味しくいただきました。暑くなってきたので上着を脱ぐ。五合目を過ぎ近道を行く。急坂になった。六合目を飛ばし七合目に着く。2回のもぐもぐタイムです。八合目は裏道との分岐、少し広めも場所です。八合目からは非常に滑り易い登山道です。九合目に着くとあちらこちらに福寿草が咲いている。以前見た時よりかなり大きな花になっている。いつも思うのだが九合目から頂上までの距離が一番長いと感じる。九合目を出発、急坂で岩も土も滑りやすい。慎重に登っていく。登り切ると積雪がある。道もぬかるんでいる。山荘が見えた。山荘に着くとザックを降ろし頂上に向う。一旦下り登り直す。登山道が滑りやすくなっているので、各自色んな所を登っていく。頂上に着く。霞んで遠くがよく見えない。風が冷たいので、早々に引き上げる。山荘に戻る。山荘の前で昼食しようとしたが、山荘の中は長テーブルで座ることができるので、山荘のなかで昼食することにした。今日の昼食はラーメンです。美味しくいただきました。昼食後は天狗岩に向う。ほぼ平坦に進む。天狗岩に着く。狭い場所に幾つもの岩が重なり有った場所です。天狗岩から見る藤原岳の形はいいね!山荘から見るより良い形をしている。天狗岩にも福寿草が咲いていた。山荘に向う途中、セツブンソウを見つけたとメンバーから報告が有った。急いで戻り撮影することができた。山荘でザックを担いで、下山開始です。非常に滑りやすいので慎重に下りる。ところが会長が滑り背中を切っていた。(風呂で確認)さらに慎重に下りる。福寿草が登って来た時より多くなっているような気がする。福寿草の群生になっている。八合目から裏道で下りる。急坂で滑りやすい。さらに左は谷が深い。五合目を過ぎると、作業員3名が登山道の補修をしていた。崩れた登山道の上で作業をしていた。崩れた登山道を進む。狭くガレバの登山道を下りる。やがて堰堤に出る。堰堤を登りさらに堰堤を下りる。林道にでて、聖宝寺の境内に入る。長い石段を下りて行く。道路にでて駐車場に戻る。
今日は満開の福寿草を見る事ができ、諦めていたセツブンソウまで見る事ができました。天気に恵まれ最高の山行になりました。