滋賀県 2016年

武奈ヶ岳 28年9月25日

武奈ヶ岳です。今回のコースは死亡事故も起きているコースです。鎖場・梯子・ロープの連続です。ピークは貴船の滝を10数mを降り、鎖を使って沢を渡り、30mの崖を梯子と鎖で登り直す場所です。最後に大摺鉢で荒川さんが川に頭から浸かり流されそうになったハプニングもあります。見所満載の山行になりました。
8時頃ガリバー青少年旅行村に着く。400円駐車料金を支払い第一駐車場に停める。支度を整え出発です。舗装道を進むとすぐに広い砂利道に変わる。やがてBコースとの分岐になると登山道に変わった。所々崖ぐずれ場所あり。道も狭い。ロープも有るので大丈夫である。水の音が徐々に大きくなってきた。大摺鉢に到着です。ここから初心者は反対岸に渡る。もちろん私たちは、危険コースに行く。いきなり鎖です。大したことは無い。やがて今回最大のピーク貴船の滝に着く。滝の下にほぼ垂直に鎖が垂れている。さらに鎖が対岸まで張られている。その後は滑るそうな岩をトラバースして、梯子、鎖が垂れ下がっているのが見える。荒川さんは先に降りる。前田が身軽です。あっという間に対岸に。尾谷さんはさすがに時間がかかった。上田さんは下に降りたまでは良かったが、足が滑り川の中に入ってしまう。あとはほぼ大丈夫。撮影しながら滑りそうな岩を進む。スリル満点。次は30mのほぼ直登だ!梯子を登り、短い鎖を登ると狭いが休憩できる場所あり。次は滝の頂上までの鎖が垂れ下がってる。皆は曲がりながら上っていくが、私と加藤さんは直登です。全然大したことは無い。滝を登ると川を何回か渡る。今度が丸太の橋だ。濡れて滑りやすい、さらに2人以上渡ると折れそうだ。1人ずつ渡る。落ちるとケガだけでは済みそうに無い。撮影しながら渡ると、加藤さんに怒られた。さらに進むとナメコが大量生えている木を発見。皆必死に獲っている。私は採らない。キノコ嫌いです。ここを過ぎると川の音は聞こえなくなり、尾根を目指して進んでいく。やがて八雲ヶ原にでる。昔ここにスキー場があったそうです。池もあり、心地よい風が吹いている。癒される~。ここからいよいよ頂上に向かって登っていく。イブルキノコバを過ぎていくと加藤さんと清水さんが遅れだした。ブナ林の中で2人を待つことにした。
2人は来たので、先に出発することにする。やがて空が開けてきた。蓬莱山が目に飛び込んできた。振り返ると琵琶湖が綺麗だ!伊吹山、霊仙山見える。さらに進むといつも登るコースが見えた。初めてここに出るのだと分かった。こちらのコースのほうが変化に富んで冒険心をくすぐられるいいコースです。頂上に着くと360度の展望が広がっている。素晴らしい眺めです。最高で~す!下山は登りと反対方向に行く。眺望のない樹林帯を下りていく。広谷で朝一緒に出発し、頂上で写真を撮って貰った尼崎のグループとまた合流した。尼崎のグループはイブルキノコバから下りて行きた。一緒に下山となった。大摺鉢に着く。沢を渡る映像を撮りたくて先に渡ることにした。川の真ん中に大きい岩があり、その岩から対岸の岩に鎖が張ってある。鎖を掴み足を川の流れに隠れている岩に足を入れると、足のくるぶしまで水が来る。あまりの流れの速さにビックリです。すぐに対岸の岩まで飛ぶ。撮影場所を決める。荒川さんが次に来る。その後の尼崎の彼女。次は尾谷さんです。大岩から素足をつけようとするが、ストックが邪魔なので荒川さんに向かって投げた。川下の方に回転しながらいった。荒川さん受け取りにいったが、バランスを崩し、頭から川に飛び込んでしまった。横にいた尼崎の彼女が引張挙げて助かった。彼女が横にいなかったら、どうなっていたのでしょうか?あとは全員無事渡ることができました。武奈ヶ岳は何か鬼門がありそうです。過去にも武奈ヶ岳にくると何故か、何かが起きるそうです。でも大したケガもなく無事下山でしました。
久しぶりに面白い山でした。決して1人では来ては行けないコースです。


伊吹山 28年7月10日

今日は久しぶりの夏の伊吹山です。あしハイキングクラブの停める駐車場は、私がいつも停める駐車場とは違っていました。こんなところに駐車場あるとは。200円でした。
登山口から1合目までは湿気が多く大変蒸し暑い。1合目に着いた時は汗でビッショリです。2合目に向かうスキー場跡は草が生い茂り、私の背丈の高さになっていた。2合目を過ぎた辺りに、若者のかたまりに伴藤さんが何か話している。若者の1人が膝を痛めて降りれない。若者の誰ひとりストックを持っていない。荒川さんがいつも持っている携帯ノコギリで木を切り杖を作った。大したものです。これで多分降りれることでしょう。3合目手前で霧が晴れ伊吹山の頂上が見えた。黄色の花の群生がある。ニッコウキスゲだと思ったらユウスゲでした。色が黄色過ぎていた。5合目からはつづら折れの登山道です。風があるので涼しいが、風が止まると非常に暑い。清家さん森田さんが遅れだした。7合目から9合目にかけては急坂になる。先に頂上に着きベンチを確保する。荒川さんと伴藤さんが『ビールだ!ビールだ!』と言って茶店にビールを買いに行く。勿論私もビールを買いに行く。山の頂で飲むビールは最高ですね!『うまい!』昼食は焼きうどんでした。伴藤さんの手際の良さには、相変わらず感心させられます。焼きうどん大変美味しゅうございました。ベンチにリックを置いて、頂上で記念写真を撮り散策して戻ると、リックの場所に今度はおばさんたちがかたまっていた。一人の女性に首、脇に保冷剤に当てている。気分が悪く吐いてしまったとのこと。熱中症かなと思ったら荒川さんが『糖尿病ですか?』と聞くと『はい』と答えた。『薬飲んできましたか?』『いいえ』『低血糖症かもしれないので、糖を含んだものを与えるよう』に指示をした。今日はけが人に会う日でしょうか?何かを暗示しているが如く、伊部さんが足をつった。下山中荒川さんが滑って手に擦り傷ができ、私もよそ見をして石にけまずき、手に擦り傷ができてしまった。今日はケガの多い1日になってしまった。やはり下山時は慎重に降りよう!
下山後の風呂は、バーデあざいですが、道を間違えて皆さんに迷惑をかけてしまった。