富山県 2016年


小学校以来50年ぶりの称名滝と弥陀ヶ原です。小学生の時親父と一緒に千寿ヶ原(現立山駅)から称名滝まで1日がかりで歩いて行ったものでしたが、今は手前まで車で行けるようになっている。6時45分称名滝のゲート前に着く。7時開門だが6時55分にゲートが開いた。滝の1.5Km手前の駐車場に停める。支度を整えて出発です。滝の手前に大日岳の登山口があった。40年前にここから登ったな~。登山道ほとんど記憶に無いが、当時登った記憶が走馬灯のように蘇る。飛竜橋を渡るといよいよ急登の八郎坂です。急坂の上に岩が濡れている。さらに谷側になると滑落の恐れがある。慎重に登る。登る度に称名滝が迫力を増していく。八郎坂を登り切ったところで休憩。周りは紅葉しているが、色づきが悪い。特にナナカマドが赤では無く枯れている。今年の紅葉は今一ですね。道路に出ると、大日岳が目の前にど~んと現れた。立山に来た~て感じです。追分に向かって進む。松尾峠に行くか弥陀ヶ原に行く思案していると、松尾峠から下りてくる登山者が来た。松尾峠の情報を聞くと、ヤブに覆われて行けそうに無いので戻って来たとのこと。弥陀ヶ原に行くことにした。しかし、進むに連れて弥陀ヶ原ホテルが遠ざかる。宮本さんが立ち止まった。伴藤さんが道を間違えたと叫んでいる。戻ることになった。弥陀ヶ原のバス停前で昼食。バス停の横に立山荘がある。ここに50年前に泊まった。懐かしい思い出が蘇る。昼食後は、弥陀ヶ原ホテルの横を通り、弥陀ヶ原を1周です。池塘もある。弥陀ヶ原の高原の先に真っ青な青空の下に雄大な大日岳がドーンと構えている。素晴らしいの一言。弥陀ヶ原を後のして、木道を進んでいると、突然伊部さんが転んだ。両手の手のひらから出血、右手小指の関節付近が紫色になっている。メガネ枠が割れレンズが外れている。加齢のせいでしょうか、私を含め4人が転んでしまう。よそ見せず、しっかり前を見て行こう!案外危険な場所より、安全だと思う場所で起きている。緊張が緩んだときに事故は起きる。気をつけよう。八郎坂に差し掛かったところで、大観台に行くグループと下山するグループに別れた。大観台は高原バスに乗ると必ず大観台に止まり、称名滝を見る場所です。15分位で着く。ここから見る称名滝は全体が見渡せる。いい場所だ!八郎坂に戻り急坂を下りる。岩が濡れており、緊張が走る。滑落しないよう慎重に下りていく。やがて前のグループに追いつく。かなり時間をかけて下りる。飛竜橋に着くと大勢の観光客で一杯です。昔では考えられない世界だ。帰りはホテル森の風立山で日帰り温泉です。すばらしホテルの温泉でした。料金700円でしたが7人いたので回数券を買って1人約530円で済む。